【アニマート】街乗りもサイクリングも楽しめる5万円のロードバイク【クレシェンド】

物価高のこのご時勢に、5万円でまともなロードバイクが買える。それがアニマートのクレシェンド。見た目やカラーリングがシンプルで、ガチャガチャしてるロードバイクが苦手な自分は好感を持っている。今回はクレシェンドを深堀りし、個人的におすすめの購入方法を紹介する。

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ANIMATOってどんなメーカー?

ANIMATO(アニマート)は、大阪に本社を構えるアニマト株式会社のブランド。ロードバイクを中心に、クロスバイク、MTB等のスポーツサイクルや小径車(ミニベロ)など幅広い車種を扱っている。

アニマートの由来は、クラシック音楽で使われる速度記号「Animato」と思われる。イタリア語で元気に、活き活きとという意味の言葉で、各モデル名にも音楽記号が使われている。たぶん創設者は音楽好きなんだろうな。というネタ情報。

事業内容を確認したところ、日本で企画・デザインした自転車を中国の工場で製造し日本国内で販売する、という自転車業界では一般的なスタイルを取っている様子。そのためリーズナブルで高品質な自転車の提供に成功しており、Amazonなどの通販サイトを主戦場に販売を行っている。

CRESCENDOのスペック

CRESCENDO(クレシェンド)は、アニマートの中では一応フラッグシップモデル。ただ、フラッグシップといっても価格帯は他モデルとあまり変わらない。アニマートの中で少し本格ロードレーサー寄りのモデル、それがクレシェンド。という認識で十分だろう。

スペック情報に関して、公式から詳細な情報は出ていない。一応出ている公式情報を置いておく。

アニマートが公開する車体画像や、購入者の情報から気付いた特徴をまとめると下記。

  • フレーム、フォーク共にアルミ
  • STIレバーとディレイラーは新型Claris
    (公式の写真では旧Clarisだけど、実際に届くのは新Claris)
  • ブレーキやクランクはシマノ製ではない
  • 最初から補助ブレーキとスタンドが付いている
  • 標準装備のタイヤサイズは25C

CRESCENDOのジオメトリー

残念なことに、サイズ選びで大事なジオメトリーも公開されていない。そもそもフレームサイズが1サイズ(500mm)しかなく、適正身長は約165m以上とかなりアバウトなんだ。

ある程度正確な適正身長を知りたいと思い、購入者の実測値を調べたところ下記情報が見つかった。

シートチューブ:500㎜
トップチューブ:520㎜
ステム:90㎜

トップチューブ長で考えると、適正身長は160前半~174くらいまでかな。際どい身長の方は、同じトップチューブ長のロードバイクに試乗して確認してほしい。

おすすめ購入方法

安さを重視するなら

Amazon、楽天、ヤフーショッピングで一番ポイント還元率が良いとこ

組立に不安があるなら

アニマート直販店(関東・関西の一部エリアのみ)

それぞれ詳しく解説する。

安さ重視:大手ECサイト

安さを重視するなら、大手ECサイト一択。直販サイトより確実に安く購入できる。

ただし、配送しやすいように七分組という中途半端な組み立て状態で届く。だから自分で組み立ててある程度形にしないといけない。…んだけどこれは想像よりも簡単。六角レンチとペダルレンチがあれば誰でも組み立ては可能だと思う。

↑ヤフーショッピングの説明

問題は組み立て後のブレーキや変速の細かい調整。これはある程度の経験が必要だから素人には難しい。だけどロードバイクに乗る上で、ブレーキやディレイラー調整はできた方がいいから、YouTubeなどを参考に自分で調整するのもあり。

もちろん、調整が不安な人や挑戦した結果おかしなことになった人は、他店購入の自転車でも面倒を見てくれる自転車店へGO。例えばサイクルベースあさひは、約4000円で一式点検をしてくれる。

安心重視:直販サイト

組立に不安があって安心を重視したいなら、直販サイトでの購入がおすすめ。届いたらすぐ乗れる完成車の状態で自宅に届く。

ただし、関東・関西の一部のエリアしか対応していない。また完成車だとしても、配送中に調整が狂ったりブレーキの初期伸びなどで、結局自転車店にお世話になる可能性は高い。⇒アニマート直販サイト

対応エリア外の人はもちろん、組み立てに不安がある人でも各ECサイトでの購入をおすすめする。組み立てだけなら思っている以上に簡単だし、やっぱりポイントを考えると、1万円ほど値段に差が出るかもしれないのは大きい。

だからこそ、自分が最もポイント還元を受けれるサイトで買おう。楽天経済圏なら楽天だし、LYPプレミアムに加入中ならヤフーショッピング。「○○がつく日」などのキャンペーン日に購入することも忘れずに。

アニマートのクレシェンドはいいぞ

補助ブレーキやスタンドが付いてるからか、ルック車と馬鹿にされがちなクレシェンド。もちろんルック車ではないし、そもそも「ルック車」は明確な定義がないあやふやな言葉だから、そんなこと言う人は無視でOK。

補助ブレーキはSTIレバーに慣れていないロードバイク初心者に優しく、スタンドは街乗りに最適。必要ないと感じたタイミングで取り外すこともできる。

5万円だとしても十分おすすめできるロードバイクがこのクレシェンド。カジュアルにロードバイクを楽しみたい人はぜひ検討してほしい。

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