【コーダーブルーム】現ロードバイク界エントリーモデル部門 コスパ最強ブランド【ファーナ クラリス】

遡ること7年前…。当時サイクルベースあさひでアルバイトをしていた頃。日本の自転車メーカーが立ち上げた良いロードバイクブランドがあると聞いた。それがKhodaaBloom。

当時はまだコスパ最強だったGIANTやMERIDAの陰に隠れていたけど、7年の時を経てコスパ最強の座はKhodaaBloomへと渡った。今回はその日本発ブランド・KhodaaBloomからFARNA CLARISを深堀りし、個人的におすすめの購入方法を紹介する。

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KhodaaBloomってどんなメーカー?

KhodaaBloom(コーダーブルーム)は、ホダカ株式会社が2007年に立ち上げたスポーツバイクブランド。ホダカは半世紀以上に渡ってシティサイクルを製造してきた伝統のある自転車メーカー。そのホダカが日本にスポーツサイクルを広める目的でコーダーブルームをつくった。

KhodaaBloomの名前の由来は、社名であるホダカ(Hodaka)のアナグラムとBloomの組み合わせから。Bloomは「華やぐ」という意味で、スポーツバイクのある「はなやかな生活」を提供しようという想いで命名したらしい。ちなみに「K」の文字をアタマにもってきたのは「希望」をもってブランドを展開しようという願いが込められている。

コーダーブルームといえば何と言っても『日本人の体格に最適化した自転車』で有名。俺もサイクルベースあさひ時代に、訴求のため何度もこのフレーズを言いまくった。実際にバイクを見たとき、徹底的に日本人に合わせたジオメトリーに強いこだわりを感じたのを覚えている。

FARNA CLARISのスペック

コーダーブルームのロードバイクは2種類に分かれる。それがレーシングモデル「STRAUSS」とエンデュランスモデル「FARNA」なんだ。 その中でもシマノClarisのコンポが付いたFARNA CLARIS(ファーナ クラリス)は、初心者に向けたエントリーモデルになる。

ファーナ クラリスのスペック表と特徴はというと

特徴

  • アルミフレーム、カーボンフォーク
  • コンポは全てシマノClaris
  • 同グレードより少し良いホイール(シマノWH-R501)
  • 標準装備で補助ブレーキレバー、ギアクランクカバーが付属

コーダーブルームの凄いところはコンポをオールシマノで揃えている所。他メーカーがコストカットのためシマノ以外のコンポを取り入れているところ、価格は安いままシマノで統一している。後からシマノ製に交換することはできるけど高く付くから、最初からシマノの方が絶対に良い。

そして地味に嬉しいのが、少し良いグレードのホイールが付いていること。大体のエントリーモデルが安くて重いホイール(いわゆる鉄下駄)、しかもどこ製か分からないものを採用しているところ、ファーナ クラリスはシマノ製のホイールを採用している。もちろんグレードは高くないがシマノ製の時点である程度信頼できる。

また、補助ブレーキはスピードが出やすいロードバイクに慣れていない人が安全に乗れるようになるまで使えるし、ギアクランクカバーがあることで裾の巻き込みがなくなり通勤や通学にも使いやすくなる。細かい部分で初心者ファーストを感じる一台になっている。

FARNA CLARISのサイズとカラー

FARNA CLARISのサイズ展開は、430(S)、465(M)、500mm(L)の3サイズ。各サイズのジオメトリーは下記の通りになっている。

公式HPにある適正身長は

適正身長

430mm:155-170cm

465mm:165-175cm

500mm:170-190cm

ご覧の通り。全体的にシートチューブ長に対してトップチューブ長が長いため、乗れる身長の幅が広くなっている。んだけど、500mmサイズのトップチューブ長は550mmだから身長190あると窮屈に感じるかも。500mmサイズは身長185までが適正だろう。

カラー展開は。ブルー、ブラックの2色のみ。欲を言えばもっとカラー種類があってもよかった…けど贅沢は言えない。

そしてコーダーブルームは溶接にこだわっている。フレームの溶接部を研磨することで軽さと強度を両立しており、さらに見た目にも美しい状態となっている。実際にファーナを見たことがあるけど、エントリーモデルとは思えない綺麗な作りをしていた記憶がある。

おすすめ購入方法

最安はカンザキバイクの店頭受取。8万9000円で手に入れることができる。しかし在庫が置いてある店舗は大阪市にあるため、大阪近郊にお住まいの人にだけ使える方法になる。

なのでおすすめの購入方法は、楽天市場を経由してカンザキバイクから購入する方法。これなら全国どこでも送料込みの9万6000円で購入することができる。購入リンクは下記から。



それぞれ違うショップのように見えるが、会社概要を確認すると販売母体は同じだと分かる。カラーによっては完売しているサイズもあるので、購入したい人はぜひお早めに。

コーダーブルームのファーナ クラリスはいいぞ

コスパ面でジャイアントやメリダを追い抜いたコーダーブルーム。そのエントリーモデルであるファーナ クラリスは現エントリーバイクのコスパ最高峰と言えるだろう。

カーボンフォーク、コンポフルClarisで重量9.5kg。このロードバイクが予算10万円あれば手に入っちゃう。もちろんネット注文でも完全組み立てで届けてくれるから、組み立てが不安な人にも安心。

日本人の体格に合った設計を元に、良質なフレームに良質な部品を取り付けた至高のロードバイク。そんなファーナ クラリスを俺はおすすめする。

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